142 2004.07.27-28 ★★ 槍ヶ岳(3,180.0M) ★★
標 高 | 区 間 | 累計高低差 | 実距離 | 累 計 | 水平距離 | 累 計 | 時 間 | 下 り | |
上高地 | 1,500M | バスターミナル | |||||||
明神分岐 | 1,530M | 30M | 30M | 2.7km | 2.6km | 2.6km | 0.55H | ||
徳 沢 | 1,560M | 30M | 60M | 3.4km | 6.1km | 3.3km | 5.9km | 1.00H | |
横 尾 | 1,640M | 80M | 140M | 4.2km | 10.3km | 4.0km | 9.9km | 1.10H | |
一ノ俣 | 1,730M | 90M | 230M | 2.4km | 12.3km | 1.00H | |||
槍沢ロッヂ | 1,830M | 100M | 330M | 4.1km | 14.4km | 1.5km | 13.8km | 1.00H | ↑0.45H |
水俣乗越分岐 | 2,060M | 230M | 560M | 1.9km | 1.6km | 15.4km | 1.40H | ↑1.00H | |
天狗原分岐 | 2,314M | 254M | 814M | 1.7km | 1.40H | ↑1.00H | |||
坊主岩小舎 | 2,690M | 340M | 1,190M | 1.2km | 1.40H | ↑1.00H | |||
殺生ヒュッテ | 2,800M | 110M | 1,300M | 0.5km | 2.7km | 18.1km | 2.10H | ↑1.20H | |
槍岳山荘 | 3,060M | 90M | 1,560M | 0.7km | 20.4km | 0.7km | 18.8km | 0.40H | ↑0.20H |
槍ヶ岳 | 3,180M | 120M | 1,680M | 0.2km | 19.0km | 0.30H |
【山行記録】 写真の撮影時間は、上の山行行程の時間を参照ください | ||
2004年7月27日(火) 晴れ後曇り時々雨(雷) | ||
2004年7月28日(水) 晴れ | ||
【補足】
「misakiの初挑戦! 人気一番の槍ヶ岳を制覇!」
北アルプス、3,180M、日本第5位、穂高・槍連峰第2位。
日本のマッターホルン
セッちゃん(4度目)&西さん(5度目)の課題
「郷愁を偲ばせる槍沢から詰める槍ヶ岳〜我らは進歩しているか?」
【計画に至った経緯】
・「私を富士山に連れてって!正月休みに!」「・・・(絶句!)」
・反省:山の奥深さ・・・初心者を連れて行ってしまった!
【山で出会った人達・トピック】
・沢渡駐車場で:(運ちゃん)「タクシー4,000円で上高地までどう?」(私)「往復割引無いの?」(運)「有る分けないだろう!」(私)「もう少し経営努力や工夫をすれば?」
・7時過ぎには開いていた出店(上高地バスターミナル脇)・・・青リンゴが美味しそうだった(4時過ぎの下山時はもう閉まっていた。折角楽しみにしていたのに!)
・3人組「ずっと下から来てたのにもう追いついちゃったの?(40年間の山仲間・・・横尾にテント泊していた。ヒュッテ大槍分岐で追い付き、殺生ヒュッテ着時に肩の小屋分岐で休憩していた。約1時間遅れで無事到着。殺生ヒュッテでは素泊まりで自炊していた。酒もタップリとボッカしていた)」
・(殺生ヒュッテスタッフ)「4度登って1回しか晴れなかった」・・・(セッちゃん)「私達は何時も天気に恵まれてるね!」(セッちゃん=4度目、西さん=5度目)
・(殺生ヒュッテスタッフ)「初めての槍ヶ岳でその為にわざわざゴアテックスの雨具を買ったんですか?」私「私はお古の雨具で現在使っているのを彼女に貸し与えたのよ」(スタッフ)「納得」
・76歳で4度目の槍ヶ岳。ビデオ持参でボイス入りで編集に余念がなかった
・小屋のトイレを使わず小屋脇の茂みで用を足す関西人夫婦(その奥さんが茂みに向かっていた。私が少し離れた処から小屋トイレの場所を大きな声で教えると更に奥の茂みに隠れていった。???)
【misakiのトピック】
・河童橋までの梓川河畔の歩道を歩いて西穂から奥穂、前穂の稜線を説明し楽しむ・・・下山時、河童橋からバスターミナルに向かう同じ河畔で「こんな処通った?」
・小屋代を払って飲んだ缶ビールが美味かった(「もう登らなくて済んだ。生き延びられた」)
・「住む世界が違う!ストーブ点けてるし?」・・・殺生ヒュッテのスタッフへの感謝の言葉?
・「あと、何分で着くの?」「15分で着くと言ったのに着かないです!」
・テントを張った登山者を見ると「キャンプしたいなぁ〜」と、曰う。
・「走って行って良いかな? この辛さから一刻も早く抜け出したい!」結局は途中でバテテ大幅に遅れた・・・どうして経験者のペースを学ぼうとしないのか?
・自分で自分の首を絞めている事に気付かない。
・馬の耳に念仏、豚に真珠・・・人気bPの槍ヶ岳も苦笑い。上高地も真っ青かな?
・「辛かったけど、充実感がある。感動した。」 ・・・ ウル・ウル、涙
【考察】
・富士山登山の願望者・・・仲間で行く。ツアーで行く。兎角無事を願って山に精通した人に頼むが頼まれた経験者は決して連れて行っては成らない。
・有名な山への願望者・・・富士山に準じるが仲間かツアーを勧めるべきだ。
・しかしツアー団体は、何時でも傍若無人な振る舞いで他の善良な登山者に迷惑を掛けている事を心する事が肝要である。仲間同士も然り。