44 2001.02.04 ★★ 金峰山(雪山トライ) 2,599M ★★
2001年2月4日(土)

  紀行文(by 西さん)  

金峰01-2001.02.04 07:44:47
金峰山荘の前の休憩所で休憩する。近くのトイレは閉鎖。
休憩所も閉鎖。その前のベンチだけが使える。
同じ棟に避難小屋が造られていた。中から中年男性が現れた。

(フラッシュを忘れていました。)

金峰02-2001.02.04 07:45:14
「ホントは使っちゃいけないんだけど、寒さでテント毎入れちゃった」昨夜は、−25℃でとても眠れなかったそうだ。
一人で来ていた男性は、私達に簡易スキー板を提案した。そう言って、避難小屋の中から焚き火用の薪にする板を持ってきた。それをスキー板にして靴に付けた方が良いと言う。
とんだ準備不足から、歩き始めたのは8:50を回っていた。

金峰03-2001.02.04 08:52:48
よっぽど嬉しいのか?
見せびらかす様にポーズをとる!

(オーイ、待ってくれよー!)

金峰04-2001.02.04 08:52:58
無視してドンドン行くセッちゃん!

(チョット待った!
最近、積極的すぎるんじゃーないですか!)

金峰05-2001.02.04 09:21:51
キャンプ場の終わる、一般車両通行禁止の場所も、深い雪だった。
9:20過ぎ、無雪期には精々10分程度の処、30分は掛かっている。
小休止し、簡易スキー板の止めを直して、9:30頃出発。

金峰06-2001.02.04 10:05:05
(最近、写真を撮られるのに慣れてきたんだと(本人談)。)

余裕で、「アッ、紐が掛かってるよ!」

金峰07-2001.02.04 10:05:16
(ハイハイ、撮り直せば良いんでしょ!
 ・・・ブツブツ・・・。)

「イェーイ。ピース!」

(ヤレヤレ・・・。)

金峰08-2001.02.04 10:49:14
「岩上りの岩」に着いた。
此処は、無雪期約1時間の林道のほぼ中間点(気分的には1/3)。
現在時刻が、10:40。要した時間が約2時間。
これからも更に険しくなると予想すると、無念ではあるが、断念せざるを得ない。

金峰09-2001.02.04 11:29:45
陽当たりの良い場所で、大きな岩を背に大休止する。
持参したラーメンなどを作り、暖かい食事に幸せを感じる。
空は薄曇りであるが、風は無風に近く、時々冷たく吹くが上着を重ねれば何のことはない。
ビールも頂き、此処から先の道を話し、此処で撤退する事に決定。

金峰10-2001.02.04 11:31:20
1時間ほど休憩し、天候が良かったので楽しい山行となった事を喜んだ。
追い着いてきた若い二人も、隣で休憩し今日の苦行に花が咲いた。
聞けば金峰山小屋から「冬期閉鎖中の小屋も避難用に一部開放している」
又、ヤマケイFAXで「頂上は2Mの積雪」と教えてくれた。
二人は、ワカンを持ってくるか悩んだらしいが、悔やんでいるようだった。

金峰11-2001.02.04 11:31:42
大岩のクライミング用のルート

金峰12-2001.02.04 11:35:57
我々は、大休止を終え下山の準備をする。残念であるが、仕切り直しだ。
「此処で撤退します。気を付けて行ってきてください。」と声を掛ける。「気を付けて!」と、元気に返事をくれた。 

金峰13-2001.02.04 12:24:46
下り初めてまず思ったのは、勾配のあること。
上りでは余り気付かなかったが、下り初めてその勾配に驚いた。

林道始点。キャンプ場終点に到着。小休止。

金峰14-2001.02.04 12:25:17
慣れない所為であろうが、下りも難儀である。
太股、膝、脹ら脛と筋肉痛や関節痛。オッと、腰も・・・。
「うっかり、無理に行ける処まで行っていると、危ないな」
「降りる時になって足腰ガタガタに気付いて、降りるのが大変や」

金峰15-2001.02.04 13:38:35 
キャンプ場の避難小屋に着き、「とても助かりました」と感謝の気持ちで、板を返却する。小休止後、車までの道程を急ぐ。
13:30頃、無事に到着。とにかく、身軽にしリラックスする。 

金峰16-2001.02.04 14:54:54
結構有名なソフトクリーム「ク・ソフト」を頂く。
後から気が付いたのだが、意味は?
・・・。
呆然!
「美味しけりゃ、イイじゃん!」
その通り!

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