298 2009.05.07 ★★ 笈ヶ岳(1,841.4M)・冬瓜山(1,627.9M)・シリタカ山(1,699M) ★★
【コース】
05/07(木) 中宮展示場P(04:50)→野猿公園(05:10)→休憩P(06:30)→冬瓜山(08:00、1,627.9M)→シリタカ山(08:40、1,699M)→笈ヶ岳(10:00-20、1,841.4M)→シリタカ山(11:50)→冬瓜山(13:00)→野猿公園(15:35)→P(15:55)
【山行記録】 期間中のトピック | ||
05月07日(木) 雨一時晴れ 小雨がぱらついていたが、天気は回復傾向の予報を信じて、中宮展示場に向かう。 駐車場には1台、人が乗っている車が止まっていた。 「今日は停滞する。冬瓜山は雪がないので、手前に薮が少しあるがピークを踏んだ方が良いと、 昨日登った人が話していた」等その人から聞く。 朝5時過ぎ、駐車場を出発する。 残雪期、しかもこのGWの頃しか登れないと聞いていたので、いつか行ってみたいと何年も前から考えていた。 「今年のGWは大山に」という計画があがった時から、大山の後にこの山をと考えていた。 果たして登れるだろうか・・、久々にワクワクした。 遊歩道を歩いて野猿公園に着くと、すぐ右手のジライ谷を徒渉する。 岩にはペンキマークが付いていた。そしてすぐに急な登りになる。ロープも下がっていた。 無駄のない登りを1時間程続けると1271mのピークに着いた。、冬瓜山が見えていた。 アドバイス通り冬瓜山を目指す。いくらか藪こぎもある。ロープや木につかまりながら急登すると、 冬瓜山のピークに着いた。 いつしか雨は止んでいた。シリタカ山を経由して遠くに笈ヶ岳が見えていた。冬瓜平には踏み跡が確認できた。 冬瓜山の東側は雪がたくさん付いていた。踏み跡に沿って、滑落に注意しながらツボ足で下りた。 下りきったところからは緩やかな登りだった。白山が良く見えていた。シリタカ山への登りは、さほど急ではなかったが、 藪が出ている所もあり、少し難儀した。 シリタカ山を過ぎて行くと稜線近くに大きな岩壁があり、左に巻いていく。左下に深い谷が見えて、嫌な感じだった。 滑らないよう慎重に歩を進めた。そして稜線に戻ろうとする所が、すごい藪だった。10mは無い程の斜面だったが、 ネマガリ竹やカンボクが下向に密集していて、それらをかき分け、かつ滑り落ちないようつかまりながら登って行った。 全身が笹藪の中で揉まれた感じで、カッパは真っ黒になっていた。 稜線に出ると、左に2つ程小さなピークを越えた先に頂上が見えていた。右には白山へ続く縦走路があるらしかった。 ゆっくりと、嬉しさを噛み締めながら歩いた。 頂上からは360度の展望が待っていた。雲海の上に、白山やその回りの山が青白く見えていた。 生まれたての山のように綺麗だった。北アルプスや、頂上には雲がかかっていたが御岳や乗鞍も見えていた。 笈ヶ岳は、すばらしい山だと思った。 下山は、冬瓜平への踏み跡が確認できるようなら、冬瓜平経由で行こうと思った。シリタカ山をすぎ冬瓜山の ピークが見える処で右に行く踏み跡があった。冬瓜平への踏み跡かと思って行ってみることにした。 しかし少し行くと消えていた。冬瓜平は見えていたが、雪崩れたり滝になっていたりしたので稜線に戻ることにした。 1時間ほど時間ロスしたがカモシカさんに会えた。「どうしたの?」と言いたげに此方を見ていた。 |
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近くに見えてなかなか近づいてくれない? 漸く、漸く、最後の登りとなった! |
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漸く着いた! 雨が上がり陽が差してきた! |
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周りの山にはガスが・・・。 | ||
なかなか晴れてくれない。 でも、漸く晴れてきた! |
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下山していくと雲海の中は雨でした。 | ||
【補足】 期間中のトピック